Q−短い引用

　Q要素は短いインライン引用に使われます。長い（ブロック区域）引用にはBLOCKQUOTE 要素を使います。

　Q要素のCITE属性は、引用元のURIを提供します。以下に例をあげます：

<P>In the words of Albert Einstein, <Q>God does <EM>not</EM> play dice.</Q></P>

<P>According to Dave Raggett, <Q CITE="http://www.w3.org/Press/HTML4-REC">HTML 4.0 gives Web designers the ability to create dynamic visually exciting pages that are accessible to all.</Q></P>

　Q要素を使う場合は引用符号を含めないよにすべきであることに注意して下さい。しかし、これは問題になることもあり、と言うのも今のブラウザは全てQをサポートしていないからです。代わりに、 Qと組み合わせでIを使い、大概のブラウザで引用が他のテキスト部分と区別できます。前の例も以下のようにできます：

<P>According to Dave Raggett, <I><Q CITE="http://www.w3.org/Press/HTML4-REC">HTML 4.0 gives Web designers the ability to create dynamic visually exciting pages that are accessible to all.</Q></I></P>

　Qをサポートしているブラウザは、入れ子された引用を適切に処理します。またQのLANG属性や親の言語に基づいて言語に合った引用符号を選びます。

その他の情報

• Q in W3C HTML 4.0 Recommendation（日本語版）