The Web Design Group

PARAM−オブジェクト・パラメータ

構  文 <PARAM>
属性仕様
  • NAME=CDATA(特有値の名前)
  • VALUE=CDATA(特有値の値)
  • VALUETYPE=[ data | ref | object ](値のタイプ)
  • TYPE=ContentType(値資源の内容タイプ)
  • ID=ID
内  容
内容になる APPLET, OBJECT

 PARAM要素は、 OBJECTAPPLETのパラメーターを提供します。 OBJECT APPLETは、OBJECTAPPLET要素内にある代替え内容に先行して、幾つもの PARAM要素を含むかもしれません。

 必須であるPARAMNAME属性はパラメターの名前を与え、一方VALUE属性はパラメーターの値を与えます。認められたパラメーターは、組み込まれたオブジェクトや組み込まれたオブジェクトの表示プラッグ・インに特有です。例えば、時計アップレットは使用する時計の型や色を特定するパラメーターを受け入れます:

<OBJECT CLASSID="java:Clock.class" CODETYPE="application/java" WIDTH=100 HEIGHT=100 TITLE="A real live clock!" STANDBY="Do you know what time it is?">
<PARAM NAME=TYPE VALUE=ANALOG>
<PARAM NAME=BGCOLOR VALUE=WHITE>
<PARAM NAME=FGCOLOR VALUE=NAVY>
</OBJECT>

 前の例で使われたPARAM要素は、 APPLET要素がOBJECTの変わりに使われても、変更しないことに注意してください。

 ビデオ・オーディオ=クリップそして VRML世界といったオブジェクトは、典型的にはブラウザのプラッグ−インで処理されます。各プラッグ−インは或る種のパラメーターを認識し、ユーザーがどんなプラッグ−インを持っているかが分からない場合パラメーターの選択を困難にします。しかしサポートされていないパラメーターは、無視され弊害をおこしません。以下の例で QuickTimeムービー・プラッグ−インに特有なパラメターと LiveAudioオーディオ・プラッグ−インに特有なパラメーターを使っています:

<OBJECT DATA="mlk.mov" TYPE="video/quicktime" TITLE="Martin Luther King's &quot;I Have a Dream&quot; speech" WIDTH=150 HEIGHT=150>
<PARAM NAME=pluginspage VALUE="http://quicktime.apple.com/">
<PARAM NAME=autoplay VALUE=true>
<OBJECT DATA="mlk.wav" TYPE="audio/x-wav" TITLE="Martin Luther King's &quot;I Have a Dream&quot; speech">
<PARAM NAME=autostart VALUE=true>
<PARAM NAME=hidden VALUE=true>
<A HREF="mlk.html">Full text of Martin Luther King's "I Have a Dream" speech</A>
</OBJECT>
</OBJECT>

 OBJECT内や代替え内容より前に特定されたパラメータだけがプラッグ−インに手渡され、従って pluginspageautoplayパラメータはQuickTimeムビーが演じられるなら使われ、一方 autostarthiddenパラメーターはオーディオ・クリップが演じられるなら使われることに注意してください。

 PARAMVALUETYPEパラメーターはVALUE属性のタイプを指示します。 VALUETYPEの初期値はdataで、 VALUE属性は文字列を含んでいることを示します。

 VALUETYPEref 値は VALUE属性が URIを持ち、そこに実行時間が保存されています。資源のインターネット・メディア・タイプは、 TYPE属性によって特定されます。以下の例で、 VALUETYPE=refのある値を使い、動く画像や画像が動いている間演奏されるサウンドの場所を特定しています:

<OBJECT CLASSID="java:Animator.class" CODETYPE="application/java" WIDTH=200 HEIGHT=300 TITLE="Wedding Photos">
<PARAM NAME=IMAGE1 VALUE="images/wedding/bride.jpg" VALUETYPE=ref TYPE="image/jpeg">
<PARAM NAME=IMAGE2 VALUE="images/wedding/groom.jpg" VALUETYPE=ref TYPE="image/jpeg">
<PARAM NAME=IMAGE3 VALUE="images/wedding/cake.jpg" VALUETYPE=ref TYPE="image/jpeg">
<PARAM NAME=SOUND VALUE="http://www.htmlhelp.com/sounds/weddingmarch.au" VALUETYPE=ref TYPE="audio/basic">
</OBJECT>

 VALUEによって特定された URIが、全 URLに解決されることなく、オブジェクトに渡されます。前の例で、ジャバ・クラスが"images/wedding/cake.jpg"といった部分的な URIsの内容を解決し取ってこなければなりません。

 VALUETYPEはまたobject値もとり、 VALUE属性が文書の別のOBJECTの識別子を特定した時に使います。以下の例は、アニメーション化されたGIFの枠の周りを交互に歩く仮定のアプリケーションです。

<OBJECT DECLARE ID=mygif DATA="animation.gif" TYPE="image/gif">
</OBJECT>
<OBJECT CLASSID="framepicker">
<PARAM NAME=image VALUE="#mygif" VALUETYPE=object>
<IMG SRC="animation.gif" ALT="[Example of an animated GIF]">
</OBJECT>

その他の情報