構 文 | <LINK> |
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属性仕様 |
|
取る内容 | 空 |
内容になる | HEAD |
LINK要素は 文書の関連を定義します。可成りの 文書の関連が、文書の HEADの内容になります。多くのブラウザは LINKのサポートを欠いていて、リンクをユーザーが得れる様にするためにブラウザに依存すべきではありません。
RELと REV属性で、文書とリンク先の資源との関連性を定義します。 RELは現行文書からリンク先資源への関連を定義し、一方 REVは逆方向での関連を定義します。例えば、
<LINK REL=Glossary HREF="foo.html">
これは、foo.htmlが、現行文書にとって用語解であると示唆し、一方
<LINK REV=Subsection HREF="bar.html">
これは、現行文書は bar.htmlのサブ・セクションであると示唆しています。 RELや REV属性は、スペース区切りの link typesリストになります。
よく使われる関連性には、直後乃至は直前と繋がった文書・文書集での開始ページ・著作権情報のある文書・著者に関する情報文書があります。文書で、これらの関連を次の様に定義します:
<LINK REL=Prev HREF="base.html" TITLE="BASE - Document Base URI">
<LINK REL=Next HREF="meta.html" TITLE="META - Metadata">
<LINK REL=Start HREF="../" TITLE="HTML 4.0 Reference">
<LINK REL=Copyright HREF="/copyright.html" TITLE="Copyright Notice">
<LINK REV=Made HREF="mailto:liam@htmlhelp.com" TITLE="HTML 4.0 Reference Feedback">
RELや REVの値はケース非感受性ですが、 Lynxブラウザは指定された通りに正確に表示します。従って、制作者は文字を一定に統一しておくべきで、最初の文字は大文字で一方後の残りは小文字を使う様にするのが望ましい書き方です。
制作者は LINK要素を使って、外部 スタイル・シートも適用できます。 REL=StyleSheetは 継続的な乃至は優先的なスタイルを特定し、一方 REL="Alternate StyleSheet"は 代替的なスタイルを特定します。 継続的なスタイルは、スタイル・シートが可能な場合常に適用できるもののひとつです。 TITLE属性がないと、常駐継続的なスタイル・シートであることを示唆しています。
優先的なスタイルは、自動的に適用されるもののひとつです。 REL=StyleSheetと TITLE属性の組み合わせで、優先的なスタイルを特定します。優先的なスタイルは、一つ以上特定することは出来ません。
代替えスタイルは、 REL="Alternate StyleSheet"によって指定されます。ユーザーは、代替えで好きなスタイル・シートに置き代える選択が可能ですが、今のブラウザは一般的に代替えスタイルの選択能力は欠けています。
一つのスタイルも多元スタイル・シートを経てあたえられるかもしれません:
<LINK REL=StyleSheet HREF="basics.css" TITLE="Contemporary" TYPE="text/css">
<LINK REL=StyleSheet HREF="tables.css" TITLE="Contemporary" TYPE="text/css">
<LINK REL=StyleSheet HREF="forms.css" TITLE="Contemporary" TYPE="text/css">
この例では好きなスタイル・シートとして適用される三つのスタイル・シートが、一つの"Contemporary" に纏められています。多元スタイル・シートを一つのスタイル・シートに結び付けるには、各スタイル・シートの LINKは同じTITLEを使用しなければなりません。
LINKのMEDIA属性は、 リンクされた資源が設計されているメディアを特定し、これで制作者は或る出力装置、プリンターや音声ブラウザ、にスタイル・シートを限定することができます。この属性の値は、コンマ区切りでメディア記述語(子)です。以下のメディア記述語がHTML 4.0で定義されており大文字小文字を区別します:
Netscape Navigator 4.xは、 screen以外の MEDIA値のあるスタイル・シートを不正に無視します。例えば MEDIA="screen, projection"は、Navigator 4.xによって無視されるべきスタイル・シートとされ、たとえ描写画面がコンピューター・スクリーンであてもそうします。 Navigator 4.xはまた、 MEDIA=all宣言されたスタイル・シートをも無視します。他の大部分のブラウザは MEDIA属性を無視します。
選択性であるLINKの HREFLANGと CHARSET属性は、それぞれ言語と文字符号化を与えます。言語は RFC 1766に従って特定されるべきです;例えば、 英語にはen・ 米語にはen-US・ 日本語にはjaです。 文字符号化の例では、 ISO-8859-1・ SHIFT_JISやUTF-8があります。
代替え(Alternate)リンク関連は、文書の代替え版を定義します。或るページの翻訳はHREFLANG属性にそったREL=Alternateを使うことで識別されることができます。特別なメディアで仕立て上げられたページは、 REL=Alternateを MEDIA属性と結び付けて提供することができます。以下に例をあげます:
<LINK REL=Alternate HREF="index.fr.html" HREFLANG=fr LANG=fr TITLE="Version française">
<LINK REL=Alternate HREF="index.ja.html" HREFLANG=ja CHARSET="SHIFT_JIS" TITLE="Japanese version">
<LINK REL=Alternate HREF="/distribution/html40.pdf" TYPE="application/pdf" MEDIA=print TITLE="PDF version">
LANGや DIR属性は、 TITLE属性のテキストに、リンクの内容にでなく、適用することに注意して下さい。
The TARGET属性は framesで使われ、リンクがどの枠に表示されるべきかを特定します。そのような名前のフレームがない場合、ユーザーが上書きしていいないなら、そのリンクは新しい画面に表示されます。特別なフレーム名は、下線(アンダースコアー)ではじまっています: